らん乃の「この世は生きづらい」

精神疾患を持った女子大生が「この世は生きづらい」と思ったことをつぶやきます。

美味しそうな匂いでも、私にとっては吐きそうになる苦痛なものです。

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今日、大学へ向かって歩いていたら、民家からふぁ〜っと肉じゃがのような良いにおいがしました。

 

お昼ご飯だったのかな。普通だったらお腹が空いてきそうな美味しそうな匂いなのに、私は気持ちが悪くなってしまいます。

 

おかしいな、と思い始めたのは小学生の頃でした。

給食が配膳される時間ってありますよね。座って給食が配られてくるのを待っていたら、「うえっ」と嗚咽が出てしまい、急いでトイレに駆け込みましたが、何かを吐くことはないけど嗚咽ばかり出て止まりませんでした。

 

その日から私は給食の匂いだけで嗚咽が出てしまうようになってしまったので、給食の時間は保健室へ通う日々が始まりました。

 

気持ちが悪いから次第と食欲も落ち、給食は食べれず、1日2食の生活になって、みるみるうちに痩せて行きました。

 

おそらくですが拒食症のようなものになってしまい、普段の家での食事も辛いと感じるものになってしまいました。

私にとって食事とは、楽しみや幸福を感じるものではなく、「ただ生きるため」のものになってしまいました。

 

この世界には、満足な食事を取れず、貧困に苦しんでいる人達がたくさんいることはもちろん知っています。だからわがまま言うな!と言われるかもしれませんが、こういう症状があるということを知って欲しいです。

 

ご飯は粗末にはしていません。自分の食べきれる分しか作りません。買いません。

 

もちろん外食にも行けなくなりました。懐かしく覚えているのは、家族と某有名回転寿司チェーン店に行った時、駐車場にある換気扇から匂う酢飯の香りで嗚咽が出て、結局食べられなかったという苦い思い出があります。

 

外出に行けないので、サークルやゼミで飲み会に行こうと誘われても断るしかありません。

どうして私は普通の子みたいに生活できないの?と泣けるほど悲しくなることもあります。

 

でも、今は昔より家でのご飯を美味しいと、楽しいと思えるからそれだけで幸せです。そう思わないとやっていけませんね(笑)。

 

私の夢の一つは、外食に行ってたくさんご飯を食べれるようになることです。

 

当たり前のようなことができない生活は苦しいし、本当に生きづらいです。