らん乃の「この世は生きづらい」

精神疾患を持った女子大生が「この世は生きづらい」と思ったことをつぶやきます。

境界例(パーソナリティ障害)について簡単に語ります。

f:id:ran_no:20190105123025j:image

 

精神疾患の女子大生らん乃」という名前でブログを書いていますので、

「じゃあ何の精神疾患なんだよ!」

というツッコミがきてもおかしくないので今回は私の精神疾患について簡単に語ります。

 

結論から言うと、私の疾患は「境界例(ボーダー、人格障害、パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害」という病気です。いろんな言い方があるようですが、ここではまとめて「境界例」と呼びます。

 

境界例とは、

               ←ここ!

の間くらいの境界(ここ!の所)であるため、その名がとられているようです。

 

「境界」と付いてますが、「何かに対して境界を作ってしまう病気」みたいな認識は間違いです。字義通りの「境界」とは全く関係ありません。

 

症状としては、「二極思想」があります。よく「0か10」という例えを聞くと思いますが、それがひどい状態です。

プラス思考になれるときは考える全てのことがプラスなのに、いざマイナス思考になったら私はこの世で一番不幸だわ…とどこまでも落ちていってしまいます。ひどく両極端なんです。

 

つまりは「このくらいでいっか」とほどほどの状態が無いのです。やっかいでしょ?自分でもつらいんです。生きづらいです。

 

他には、「自傷行為、衝動行動がひどい」という症状も見られがちです。リストカットオーバードーズや過食など…。

私は高校時代にリストカットをしていました。あるきっかけでぱたりと辞められて今日に至るんですが、あの頃はよく衝動的にしてしまっていました。

 

境界例が見られる年齢層は20代女性が8割だそうで、もしかして、例えるなら「メンヘラ」の重症バージョンに近いかもしれません。

 

なので30代になると突然症状が治ったりするんだそうです。一生の病気じゃなくてほっとしました。確かにメンヘラなおばさんはあんまりいませんよね。

 

「もし境界例の人と接することがあったらどうしたらいいの?」という質問があるかもしれませんので、簡単に語ります。

 

話を聞く側もしっかり「境界」を持ってください。どういうことかというと、境界例の人はネガティブな感情になったらネガティブなことを延々と語れます語ります。それだと共倒れなので、「ここまではあなたの話を聞けるけど、ここからは私は聞けないよ」という境界(線引き)をして欲しいんです。ルール決めです。

 

例えば、夜にネガティブになりやすいから「昼間は悩み事聞くけど、夜は電話しない」と決めたりすることが有効です。私もよく元カレに夜遅くまでネガティブ電話してウザがられました。

 

ウザいと思ってそこで関わりを絶ってしまったら悲しいです。だから付き合い方を考えることはすごく大事です

 

また、「躁うつ状態」とよく似ているので、「あれ?境界例と同じ症状かも…」と思ったらまずは精神科を受診してみてくださいね。

 

わかりにくいところもあったと思いますが、境界例っていう病気もあるんだ」と知ってもらえたら嬉しいです

 

あくまで素人の意見なので、詳しくはお医者さんに聞いてみてください!