らん乃の「この世は生きづらい」

精神疾患を持った女子大生が「この世は生きづらい」と思ったことをつぶやきます。

私は「境界例」ですが、実は「自閉症スペクトラム」であるかもと診断を受けたことがある話。

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私の病気は「境界例境界性パーソナリティ障害)です。

しかし、検査を受けてそう判断されるまでは、「自閉症スペクトラム」であると診断されていたのです。

 

ここで簡単にですが、境界例自閉症スペクトラムの違いについて見てみましょう。

 

境界例神経症のような軽い精神疾患と、統合失調症のような重精神疾患のちょうど間のような精神疾患

 

自閉症スペクトラム…「臨機応変に人と付き合うのが苦手で、自分の関心・やり方・ペースの維持を最優先させたいという本能的志向が強いこと」を特徴とする発達障害

(メディカルノートより一部参照)

 

二つを比べてみると、大変差がありますね。まず第一に「精神疾患」と「発達障害」は全く別物です。

 

精神疾患発達障害についての違いは次回のブログで言及していく予定です。

 

私は最初は自閉症スペクトラム(つまり発達障害)と推測されていたのですが、知能検査や面談の結果、発達障害に引っかかるものは見つからなかったのです。

つまり発達障害ではないから自閉症スペクトラムなわけがなかったのです。

 

検査を受けるって大事だなぁと感じたお話でした。

「会食恐怖症」で「外食恐怖症」の私が頑張って同窓会に行く話。

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私は会食恐怖症外食恐怖症です。どういうことかと言うと、人と対面して食事をとることが苦手で、それ故に外食に行くのが辛いということです。

 

昨年はたくさんの忘年会にお誘いいただいたのですが、会食・外食恐怖症のせいで全て行きませんでした。というか行けませんでした。

 

新たな一年が始まったし、自分も変わっていきたいという目標があったので、今日、高校時代の同窓会に参加してきました。頑張った!

 

集合場所に行くまでは動悸が激しく、もう帰りたい、この場から逃げ出したい…!とずっと考えてしまって辛かったです。

 

集合場所についてからも動悸は治らず、友達と話すどころかお茶を飲みまくって安定を保たないといけないほどでした。

 

何が私をこんなにも不安にさせるんだろう?と考えた時、会場の居酒屋さんが行ったことないところだったため、窮屈な場所ではないだろうか、私が食べられて飲むことができるものはあるだろうか、などなどしょうもないことですが考えてしまったのです。

 

いざお店に入ると、広々していて安心しました。会食ができない私がやっと口にできたのはウーロン茶ときゅうりの浅漬けだけでした。

 

それでもよかった。本当によかった。外食をすることができたことに大きな喜びと少し自信がつきました。

 

これからも自分を認めつつも、努力することを怠らず前向きに生きていきたいと思います!

 

…お腹空いちゃったからなんか食べます(笑)。

悲しい。「境界例は排除されればいい」という世間の言葉に胸が痛みました。

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このブログのネタになるきっかけがないかな〜と思って、境界例(そこには主にボーダーという名称で書かれていました)について意見を述べるサイトを見ていました。

 

悲しいことにそこには、「境界例の人は他人に迷惑をかける」、「排除されればいいのに」などといった、否定的な言葉がたくさん書かれていました。

 

いくら精神疾患が浸透していないこの世の中であっても、ここまで徹底的に嫌がられるなんて思いもしませんでした。もう少し受け入れてもらえるものだと思い高を括っていたのです…。

 

私は現在精神科に通院して、1日でも早く境界例を治そうと努力しています。しかし完治するまでの道のりで、周りの人に迷惑をかけることもあります

 

そんな時に周りの人は私のことを煩わしく感じている可能性が大いにあることを今回ひしひしと感じました。

 

精神疾患があるという方は今まで以上の努力が必要なの…?と悲しくなりました。十分努力している方がたくさんいると思うからです。

 

自分の身近に精神疾患で苦しんでいる人がいたら、少し手を差し伸べて、見守っていてほしいです。

 

私たちも精一杯の努力をしていますし、これからも努力します。それを約束することが、健常者と精神疾患者の架け橋になると思います。

 

お互いのことを認め合い、努力し合っていきたい。それはきっと生きやすい世の中になると思います。

【必読】メンヘラ過ぎる彼女を持った彼氏さんへ

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メンヘラ過ぎる」ことが理由で、2年付き合っていた彼氏と別れることになってしまった失恋系女子らん乃です。

 

メンヘラ過ぎる=境界例境界性パーソナリティ障害)という病気である可能性を今までのブログ内で書いてきましたが、「メンヘラ」について、「境界例境界性パーソナリティ障害)」についてもっともっと知ってほしい…!

 

特に今回は、メンヘラ過ぎる彼女を持っている彼氏さんに読んでほしいです!!!

 

「メンヘラ過ぎると重いしうざい…」と思っているそこの彼氏さん。確かにメンヘラ彼女は返信が遅いとラインのスタンプ送りまくるし、着信履歴もハンパないけど、本当は普通の女の子なんです。普通の女の子より愛情を注がれて育ってこなかったから、愛し方がわからないのです。

 

メンヘラ過ぎる彼女を持った彼氏さんへ。

かわいそうだな。」と思って一緒にいてください。彼女は彼女ですごく悩んでいることをわかってください。だから決して冷たくして突き放したりしないでください。

 

ファッションメンヘラな彼女は全く別の話ですからね。

本当に心から悩んでその結果メンヘラになってしまっている、いわゆる「境界例境界性パーソナリティ障害)」の診断が下されてもおかしくないメンヘラちゃんの場合の話です。

 

私は今現在進行系で、境界例で苦しんでいますが、隣で支えてくれる彼氏はもういません。苦しいです。

もしあの時、彼氏がこのブログを読んでくれたら未来が変わっていたのかもしれないという後悔から、一人でも多くのメンヘラ女子とその彼氏さんに伝えたいと思って書きました。

 

メンヘラは苦しいです。境界例は苦しいです。

そんな時に支えてくれる人が一人でも多くいたら、私たちは救われます

 

メンヘラ彼女と一緒にいたらやっかいなこともいっぱいあるけれど、心からあなたのことを愛しているのに違いはないから、突き放したりせず、隣にいてあげてください。

 

愚痴なら私がここで聞きますよ!(笑)

境界性パーソナリティ障害(境界例)を持った私が、「変化」を感じるとこうなります。

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今年は寝正月を過ごしましたらん乃です。

冬休みでリラックスして過ごせているから、境界性パーソナリティ障害の発作は出にくくなっているとは言え、当たり前ですが問題は尽きません。

今日は元旦に起きた発狂事件について語りたいと思います。

 

境界性パーソナリティ障害に限らず、何らかの精神疾患を持っている方は「変化」を嫌います。私も例に違わずその一人です。

 

お正月はリラックスできる実家を離れて、祖父母の家に行きましたので、私自身少し緊張していました。緊張と言っても発表会前のような緊張感ではなく、「なんかいつもと違うな〜」という感じの軽いものです。

 

そんな緊張状態で事件は勃発しました。私はチェキというインスタントカメラの仲間を気に入って持ち歩いていたので、祖母が軽く「みんなで撮ろう」と提案したのです。

 

私は「自分の望まない形でフィルムが減ってしまう…」と思って正直撮りたくありませんでした。じゃあなんで持ち歩いてるんや。フィルムがもったいないという気持ちより、今現在残り8枚という状態から変化させたくないという、境界性パーソナリティ障害特有の謎の「強いこだわり」から至った感情でしょう。

 

ですが嫌とも言えないですから撮ったのですが、カメラを持った母はもう一枚と言うのです。縦と横両方から撮りたかったみたいで。

 

その瞬間ぷっちーんと切れました。「もういいじゃん!やめてよ!」と発狂しながら怒鳴ってしまいました。

 

空気が凍りついて、はっと我にかえりました。そこから必死に弁明して、もう一枚だけ撮って場は収まったのですが、みんなギクシャク。

私のせいで雰囲気を台無しにしてしまったのです

 

・祖父母の家といういつもと違う緊張感

・チェキのフィルムが減ってしまうという変化

この2つの要因が重なって、今回は症状が出てしまいました。

 

新年早々やってしまった…。改められるように努力していこうと決意した元旦の夜でした。

あけましておめでとうございます。今年一年の抱負と願い。

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あけましておめでとうございます

 

2018年も終わり、2019年がスタートしましたね。平成も間もなく終わってしまいます。なんだか自分が年をとっていく感じ…。親に「うわ昭和の考えすぎる!」とか言えませんね。今度は私もうわ平成や!

 

今年の一年は、病気が回復するように努力することはもちろんですが、人間として成長できる一年にしたいです。

 

そして、精神疾患で苦しむすべての方が、少しでも行きやすい世の中に変わっていきますように…。

メンヘラ=境界例(境界性パーソナリティ障害)!?

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「〇〇ちゃんってメンヘラだよね〜」とか「メンヘラは重い」とかそういった言葉がよく聞かれるようになりましたね。

 

その「メンヘラ」って一体何よとなります。メンヘラメンヘラ言ってる言われてるけど、深く考える機会ってないですよね。

 

私もよく友達から「メンヘラだね〜…」とうざがられたり、付き合っていた彼氏から「メンヘラ過ぎて重い」とうざがられたりしました。

 

もうホントに「メンヘラ」って何よ!!と思ったので、少し考えてみます。

 

メンヘラは元々「メンタルヘルス」というの言葉から来ているんだとか。使い方はうつ病などの精神疾患を抱えている人たちを指して言った言葉っぽいですが、最近はそんな感じはあんまりしませんね。もっとフランクにいろんな人に向けて使われてる気がします。

 

精神科の先生によると、「メンヘラ(メンタルヘルス)」という病気はなくて、言うならば境界性パーソナリティ障害境界例)」という病気に症状が近いと語っていました。

 

それを読んで「え!?私の病気じゃん!?」とびっくりしました。私は真性のメンヘラちゃんなのね…。

 

確かに機嫌が良いときはすこぶる良いのに、機嫌が悪くなると死にたいだの、リストカットするだの泣き叫んで大騒ぎしていました。

彼氏にはよく夜になると、「私のこと本当に好き!?」と夜が明けるまで電話で問い続けたなんていう、重い女子エピソードは尽きません…。

 

他にもメンヘラの特徴として、

女子が多い

10代後半から20代に多い

ような気がしますが、それも境界例境界性パーソナリティ障害)の特徴と全く同じなんです

 

今使われている「メンヘラ」という言葉が全て境界例境界性パーソナリティ障害)だと結びつくわけじゃありません。きっとフランクな使われ方の方が圧倒的に多いです。

メンヘラと言われている人全ての人が境界例なわけがないですからね

 

しかし私は本物のメンヘラ…?と悩むのはメンヘラというものを悪く捉えているからですね。私は人に迷惑をかけない、魅力の一つとして持てるメンヘラになりたいです!!!…どういうこと!?