境界性パーソナリティ障害(境界例)を持った私が、「変化」を感じるとこうなります。
今年は寝正月を過ごしましたらん乃です。
冬休みでリラックスして過ごせているから、境界性パーソナリティ障害の発作は出にくくなっているとは言え、当たり前ですが問題は尽きません。
今日は元旦に起きた発狂事件について語りたいと思います。
境界性パーソナリティ障害に限らず、何らかの精神疾患を持っている方は「変化」を嫌います。私も例に違わずその一人です。
お正月はリラックスできる実家を離れて、祖父母の家に行きましたので、私自身少し緊張していました。緊張と言っても発表会前のような緊張感ではなく、「なんかいつもと違うな〜」という感じの軽いものです。
そんな緊張状態で事件は勃発しました。私はチェキというインスタントカメラの仲間を気に入って持ち歩いていたので、祖母が軽く「みんなで撮ろう」と提案したのです。
私は「自分の望まない形でフィルムが減ってしまう…」と思って正直撮りたくありませんでした。じゃあなんで持ち歩いてるんや。フィルムがもったいないという気持ちより、今現在残り8枚という状態から変化させたくないという、境界性パーソナリティ障害特有の謎の「強いこだわり」から至った感情でしょう。
ですが嫌とも言えないですから撮ったのですが、カメラを持った母はもう一枚と言うのです。縦と横両方から撮りたかったみたいで。
その瞬間ぷっちーんと切れました。「もういいじゃん!やめてよ!」と発狂しながら怒鳴ってしまいました。
空気が凍りついて、はっと我にかえりました。そこから必死に弁明して、もう一枚だけ撮って場は収まったのですが、みんなギクシャク。
私のせいで雰囲気を台無しにしてしまったのです。
・祖父母の家といういつもと違う緊張感
・チェキのフィルムが減ってしまうという変化
この2つの要因が重なって、今回は症状が出てしまいました。
新年早々やってしまった…。改められるように努力していこうと決意した元旦の夜でした。
あけましておめでとうございます。今年一年の抱負と願い。
あけましておめでとうございます。
2018年も終わり、2019年がスタートしましたね。平成も間もなく終わってしまいます。なんだか自分が年をとっていく感じ…。親に「うわ昭和の考えすぎる!」とか言えませんね。今度は私もうわ平成や!
今年の一年は、病気が回復するように努力することはもちろんですが、人間として成長できる一年にしたいです。
そして、精神疾患で苦しむすべての方が、少しでも行きやすい世の中に変わっていきますように…。
メンヘラ=境界例(境界性パーソナリティ障害)!?
「〇〇ちゃんってメンヘラだよね〜」とか「メンヘラは重い」とかそういった言葉がよく聞かれるようになりましたね。
その「メンヘラ」って一体何よとなります。メンヘラメンヘラ言ってる言われてるけど、深く考える機会ってないですよね。
私もよく友達から「メンヘラだね〜…」とうざがられたり、付き合っていた彼氏から「メンヘラ過ぎて重い」とうざがられたりしました。
もうホントに「メンヘラ」って何よ!!と思ったので、少し考えてみます。
メンヘラは元々「メンタルヘルス」というの言葉から来ているんだとか。使い方はうつ病などの精神疾患を抱えている人たちを指して言った言葉っぽいですが、最近はそんな感じはあんまりしませんね。もっとフランクにいろんな人に向けて使われてる気がします。
精神科の先生によると、「メンヘラ(メンタルヘルス)」という病気はなくて、言うならば「境界性パーソナリティ障害(境界例)」という病気に症状が近いと語っていました。
それを読んで「え!?私の病気じゃん!?」とびっくりしました。私は真性のメンヘラちゃんなのね…。
確かに機嫌が良いときはすこぶる良いのに、機嫌が悪くなると死にたいだの、リストカットするだの泣き叫んで大騒ぎしていました。
彼氏にはよく夜になると、「私のこと本当に好き!?」と夜が明けるまで電話で問い続けたなんていう、重い女子エピソードは尽きません…。
他にもメンヘラの特徴として、
・女子が多い
・10代後半から20代に多い
ような気がしますが、それも境界例(境界性パーソナリティ障害)の特徴と全く同じなんです。
今使われている「メンヘラ」という言葉が全て境界例(境界性パーソナリティ障害)だと結びつくわけじゃありません。きっとフランクな使われ方の方が圧倒的に多いです。
メンヘラと言われている人全ての人が境界例なわけがないですからね!
しかし私は本物のメンヘラ…?と悩むのはメンヘラというものを悪く捉えているからですね。私は人に迷惑をかけない、魅力の一つとして持てるメンヘラになりたいです!!!…どういうこと!?
失恋の原因は境界例でしょうか?それは甘えでしょうか?
クリスマスも過ぎましたね。みなさんは誰と一緒に過ごされましたか?もちろん恋人と…なんて方が多いでしょうか。
私は友達と過ごしました。それはそれで幸せですが、やっぱり恋人と過ごしたかった…。
実はクリスマスの少し前に、2年以上付き合っていた彼氏と別れてしまったのです。私の病気が原因で。
私の病気「境界例」は、プラスの状態とマイナスの状態の時の差が激しい病気です。ムラがあります。それを日常的に彼にもぶつけてしまうことがたくさんありました。
プラスの時は普通の人と変わりないのですが、マイナスの時は「死にたい死にたい」と泣きながら電話したり、「どうせ私のことなんて好きじゃないんでしょ!」と怒ったりしました。
そんな私に我慢の限界が来てしまい、もう愛情が持てなくなってしまったようです。
もちろんそれだけじゃなくいろんな要因はあります。マンネリ化とか、プチ遠距離だったとか…。
でも一番大きかったのは、私の「死にたい」発言だったと思います。
もし私が精神疾患じゃなかったら今でも彼とラブラブだったのかな…なんて考えてしまう今日この頃です。
いいえ、それは甘えですね…。病気も乗り越えて、感情のコントロールができるステキな女性になりたいです。
精神科、心療内科の先生との相性ってめちゃくちゃ大事です。
現在精神科に通院しているらん乃です。
病院の先生とやりとりしている中でつくづく感じることは、相性の良し悪しが病気の回復に繋がること間違いないなということです。
言ってしまえば、私は現在の病院の先生と相性が悪いです。話をしっかり聞いてくれなくて、病状を軽くみてるなぁ…ってところがにじみ出ていて、あまり好感は持てないです。
そりゃ先生は忙しいから一人一人の患者に割ける時間は短いでしょうし、精神疾患になったこともないから気持ちなんかわかるはずないということはもちろん理解はできます。
でも、精神科の先生こそ患者の立場に立って寄り添って診察していくべきではないのか…?と先生に対して多少の不信感を抱いてしまっている現状です。
先生と話が出来なかったら、薬の微調整や今後の改善方法などがわかりません。私はどうしていったら良くなるのかわからないじゃないですか。こっちは1日でも早く治したいんです。改善策がわからなかったら堂々巡りです。
ゆっくり話を聞いてくれる先生、どこかにいないかなぁ。
実は私、中学時代から現在まで、精神科や心療内科に通院してきて4つくらいの病院を転々として来ました。ですが、やっぱりどこの先生も上記のような対応の方ばかりです。
現代病として広がった精神疾患に対して、医者の数が十分ではないことも大きな原因の一つなんだろうなぁと仕方ないとも感じています。
今後精神科、心療内科をとりまく環境が良い方向へ改善されていったら、精神疾患者の生きやすい世の中になっていくんだろうな。
「この人だ!!!」という医者と出会えた時、一気に回復傾向に向かっていけるような気がします。人間だから人から受ける影響って大きいと思うんです。
病院の先生って、患者にとって薬くらい大切な存在ですから。
境界例(パーソナリティ障害)について簡単に語ります。
「精神疾患の女子大生らん乃」という名前でブログを書いていますので、
「じゃあ何の精神疾患なんだよ!」
というツッコミがきてもおかしくないので今回は私の精神疾患について簡単に語ります。
結論から言うと、私の疾患は「境界例(ボーダー、人格障害、パーソナリティ障害、境界性パーソナリティ障害)」という病気です。いろんな言い方があるようですが、ここではまとめて「境界例」と呼びます。
境界例とは、
←ここ!
- 神経症などの軽い精神病
の間くらいの境界(ここ!の所)であるため、その名がとられているようです。
「境界」と付いてますが、「何かに対して境界を作ってしまう病気」みたいな認識は間違いです。字義通りの「境界」とは全く関係ありません。
症状としては、「二極思想」があります。よく「0か10」という例えを聞くと思いますが、それがひどい状態です。
プラス思考になれるときは考える全てのことがプラスなのに、いざマイナス思考になったら私はこの世で一番不幸だわ…とどこまでも落ちていってしまいます。ひどく両極端なんです。
つまりは「このくらいでいっか」とほどほどの状態が無いのです。やっかいでしょ?自分でもつらいんです。生きづらいです。
他には、「自傷行為、衝動行動がひどい」という症状も見られがちです。リストカットやオーバードーズや過食など…。
私は高校時代にリストカットをしていました。あるきっかけでぱたりと辞められて今日に至るんですが、あの頃はよく衝動的にしてしまっていました。
境界例が見られる年齢層は20代女性が8割だそうで、もしかして、例えるなら「メンヘラ」の重症バージョンに近いかもしれません。
なので30代になると突然症状が治ったりするんだそうです。一生の病気じゃなくてほっとしました。確かにメンヘラなおばさんはあんまりいませんよね。
「もし境界例の人と接することがあったらどうしたらいいの?」という質問があるかもしれませんので、簡単に語ります。
話を聞く側もしっかり「境界」を持ってください。どういうことかというと、境界例の人はネガティブな感情になったらネガティブなことを延々と語れます語ります。それだと共倒れなので、「ここまではあなたの話を聞けるけど、ここからは私は聞けないよ」という境界(線引き)をして欲しいんです。ルール決めです。
例えば、夜にネガティブになりやすいから「昼間は悩み事聞くけど、夜は電話しない」と決めたりすることが有効です。私もよく元カレに夜遅くまでネガティブ電話してウザがられました。
ウザいと思ってそこで関わりを絶ってしまったら悲しいです。だから付き合い方を考えることはすごく大事です。
また、「躁うつ状態」とよく似ているので、「あれ?境界例と同じ症状かも…」と思ったらまずは精神科を受診してみてくださいね。
わかりにくいところもあったと思いますが、「境界例っていう病気もあるんだ」と知ってもらえたら嬉しいです。
あくまで素人の意見なので、詳しくはお医者さんに聞いてみてください!
忘年会の時期ですが、私は一つも行けません。
もうすぐ今年も終わりますね。世の中は忘年会シーズンで、私もたくさんの忘年会に誘われました。ありがたいことですが、一つも行けません。断るのも心苦しい…。
忙しいとかそんな理由ではないんです。むしろ暇です。すっごく行きたいです。
理由としては二つ。
- 外食が怖いから
- 体調面の問題で、耐えられないから
外食できない問題は散々書いてきた通りです。パニック障害の人あるあるで、「外食に行けない」ってあるそうです。私もパニック障害…?(違うと診断されてます←)
色々調べてみたら、「会食恐怖症」という病名で、人と食事をするのが苦手な病気もあるそうです。別名「外食恐怖症」とも言うそうで、私はこれだと確信しました。
克服する方法の一つに、「外食する機会を避けないこと」と書いてあり、驚き戸惑いました。自殺防止のため、「進んで逃げる勇気を持ちなさい」とか言われている中で、「避けないこと」だと??
きっと、少しでもいいから誰かと食べたり外で食べる機会に触れて、徐々に慣れてこー!的なコンセプトなんでしょうけど、私にとってはガクブルですわ…。
体調も思わしくないこの時期に、外食する機会から避けないことと言われ、無理やりにでも忘年会に行くことは違うな。と思います。
私も楽しくないし、そんな私を見た周りの人達にも気を遣わせてしまいます。
だからこそ早く治して、来年こそは忘年会全制覇するぞー!
ってそんなに簡単な問題じゃないんだなぁ…はぁ生きづらい。