らん乃の「この世は生きづらい」

精神疾患を持った女子大生が「この世は生きづらい」と思ったことをつぶやきます。

「今日体調良いかも」って思ったら、少しお散歩してみよう。

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もうすぐ桜が満開になる季節ですね。私、らん乃の家の近くにも桜の並木道があって、早く満開にならないかなぁと楽しみにしています。

 

身体にハンディキャップを抱えている人ももちろんですが、私のように精神疾患を抱えている人にも「やりたくてもできないこと」ってたくさんあります。

 

最近私が感じた「やりたくてもできないこと」は、「食べたくても食べれないこと」です。

 

私は食物アレルギーはありませんし、お腹いっぱい食べた後に感じたわけではないですよ?

 

どういうことかと言うと、「他人の前でご飯が食べられない」のです。ちょっと前のブログで「会食恐怖症」についての記事を書きましたが、まさにそれです。

 

つい最近同窓会があったのですが、会費の1000円を払って、一口も食べずに帰ってきました。飲み物は持参した水を飲んでいましたので、ただ単に1000円払っただけです。

 

本来なら「1000円無駄にした!」と怒るところですが、私はその1000円を「勉強代」と名付けています。

 

精神科の先生に、苦手なことや不安なことに積極的に取り組んで、「あ、私これ乗り越えられた!」という自信をつけなさいと言われました。

まさにその通りだと思います。

 

自分のできないことにチャレンジすることはすごく苦しいし怖いし不安で逃げたくなる。

でもずっと逃げてたら私は一生何もできないままだと思います。

もちろん逃げることも大事です。私は「嫌なことから積極的に逃げなさい」という言葉を大切にしています。

 

なにそれ言ってること矛盾しとるやんけ!と突っ込まれてしまいそうですね。

私が思うのは、「今日いけそうだなってときには」自分のできないことにチャレンジしてみようということです。

 

ポイントは「今日はいけそうかどうか」です。

体調悪いのに、不安感が強いのに、無理したらダメなんです。今日の自分はどうなのか、自分自身に聞いて、寄り添ってあげることが大事だと思うんです。

 

精神疾患だって、いつも体調悪いわけじゃないですよね多分(そんなことない、いつも体調悪い方もいると思います、すみません)。

今日はちょっと体調いいぞ!って日は、少しだけ遠出してみたり、誰かと会ってみたり、いつもはできないことに取り組んでみるのはどうでしょう?

 

私もこう語ってますが、できない日がほとんどです。薬に頼ってばかりです。

でも、少しだけでも頑張って生きたい。その一心で、日々を送っています。

 

明日はちょっと体調が良いかもしれない。だから、桜が咲いてるか、お散歩に行ってみよう。

 

桜の花がゆっくりと開くように、私たち精神疾患者の生活が少しずつ生きやすくなりますように。