「楽しかったことを思い出せない」←これが私の特徴です。
今日精神科へ通院してきました。先週の様子をどうだったか精神科医の先生に伝えるのがとても苦手なので、私はいつもカンペみたいにメモ書きして台本を用意していきます。
「伝えたいことを覚えておけない」
それも境界性パーソナリティ障害の特徴なのかなぁと最近になって実感しました。そういえば昔から母から言われた頼まれごととかを忘れることが多かったなぁ。
他にも、辛かったことや悲しかったことはどんだけでも話せるし覚えているのに、幸せだった・楽しかったことは全く思い出せないなんてこともありました。
きっと今も誰かに「楽しかった思い出話して!」と言われても、すぐに出てきません…。
辛かったことは無限に話せますよ(笑)。
そんな感じの私なんで、友達と話すと愚痴ばっかになっちゃうんですね。だから友達から「らん乃ちゃんっていっつも愚痴ばっかだよね」と言われ、離れていってしまった子もたくさんいます。(友達がほんとに少ないんです)
昔は「なんでよ!みんな私の気持ちわかってくれない!」と怒っていましたが、今は境界性パーソナリティ障害と自覚しているため、それが原因だったんだなぁと内省することができています。
そのため私は聞き手に回ることが多くなりました。
「覚えておけないならメモを取ればいい。」
「楽しいことを思い出せないなら聞き手側に回ればいい。」
こんな風にして、自分の病気と向き合って生き方を考えればすごく生きやすいようになると思うんです。
自分のできることとできないこと。それを理解して、少しでも生きやすい世の中になっていくことを祈ります。
薬の副作用で地味につらいのって「眠気」だと思います…。
境界性パーソナリティ障害という精神疾患を持った女子大生、らん乃です。
今は病気を治すため、実家で療養しながら、精神科に通院しています。
私が普通に日常を過ごすことができているのは、なんといってもやはり「薬」のおかげです。
多くの精神疾患の方が薬療法で闘病しています。
出かける時も必ず薬を多目に持っていかないと不安なくらい、(いけないことかもしれませんが)私は薬に頼っています。
しかし、薬って「病気を治してくれる良い物」っていうだけではないですよね。強い副作用が出て、逆にそっちに悩まされる…なんて話もあります。現に私も副作用止めの薬も重複して飲んでいます。
私の場合の副作用は、
・胃が荒れる
・眼球上転(眼球が自分の意思に反した動きをすること)
・慢性的な睡眠不足
・喉が渇きやすい
などなど…
副作用ってつらい!上記のどの副作用もつらいですが、その中でも最もつらいのは「眠気」です。
以前の記事で、「喉が渇いてしまうから水が手放せない」なんて話をしましたが、確かに喉が渇きやすいのも日常に支障をきたしています。
ですが、眠気は耐えられないじゃないですか。私は意識が飛んでしまうほどの眠気に襲われることがあり、午前中は活動できない日もありました。
午前中いっぱい寝てるのはなんだかもったいない気がするんです…(こう見えて本性はアウトドア派なのです)。強い眠気は日常に支障をきたしてしまうのと同時に、自分のやりたいことをぶち壊していくような気がします。
今は薬を減らしたり、薬に慣れてきたり、副作用止めのおかげだったりで眠気はだいぶ落ち着いて、午前中から活動できるようになりました。
副作用が無くなれば、もっと生きやすい世の中になるのになぁ。
新薬に挑戦すること
私は「境界性パーソナリティ障害」という精神疾患を患っているため、精神科に通院しています。
私が今通っている病院に通い始めて半年が経とうとしていますが、未だに薬が固定されておらず、毎週毎週違う薬に挑戦しています。
ここ1ヶ月くらいですが、精神科医の先生が「新薬ですが、挑戦してみましょう」と言って、新薬を渡されることが多くなりました。
私は副作用で「眼球上転」(眼球が自分の意思ではなく勝手に上に上がってしまうこと)があり、困っていました。
新薬は副作用が出にくいように作られるものが多いらしく、これは期待できると思いました。
新薬に挑戦するということは、今までで飲んできた人が少ないということで、データがないという不安もありますが、今まで飲んだ薬よりも私にマッチしたものが飲めるかも…!という喜びもあります。
私は精神疾患(境界性パーソナリティ障害)ですが、「レキサルティ」という統合失調症の方が飲む新薬を試しています。
目に見えて効果が出た!ということはまだありませんが、少しずつ少しずつ前に進んでいけたらいいなぁと思います。
新薬に挑戦するということは、未来に期待することと同義だと思っています。
仰天ニュースで「会食恐怖症」が取り上げられたので、少しでも認知が広まればいいなと思いました。
今日放送の仰天ニュースで「まさかの心の病 恐怖症SP」というテーマで、私も苦しんでいる「会食恐怖症」が取り上げられていました。
ゴールデンの人気番組で、会食恐怖症を取り上げてくれることで、多くの人が会食恐怖症について知ってもらえるので嬉しかったです。
恐怖症と診断されるには、6ヶ月以上生活に支障をきたす場合だそうです。自分もそうですが、恐ろしい病気ですよね…。
会食恐怖症で取り上げられていた女性は、彼氏に食べるのが遅いことを言われたきっかけでなってしまったそうです。その女性は元々少食で、食べるのが遅かったそうですが、まんま私だ…と思いました。
私は少食で、食べる量が少なくてよく残してしまうことにより、家族に迷惑かけていたので、きっと「残しちゃダメだよ…?」という家族の言葉にプレッシャーを感じたのかもしれません。
強烈な吐き気におそわれる、お店に入らない限りは食べられる(例えば映画館のポップコーン)というのもまったく同じでした。
私は吐いちゃうということはなかったのですが、吐き気がして嗚咽が止まらなくなることが日常です。
あまり緊張しない相手と会食をして慣れていくことが大事だそうですが、そこに至るまでがすごい怖いです。
私は精神疾患の薬で不安を抑える薬を飲んでいますが、それが会食恐怖症に効いているかと言われたら微妙です…。
今度病院に行ったら先生に聞いてみたいと思いました。
恐怖症で苦しんでいる全ての方が救われる世の中になっていったらいいなぁと切実に思いました。
精神疾患を治す近道は「自分の病気について知る」ことだと思います。
私は、境界性パーソナリティ障害という精神疾患を患っていますが、日々考えるのは症状が出ないでほしいということと、「早く治したい」ということです。
症状が出ないでほしいのは当たり前ですし、今は薬を飲みながら、積極的に自分のできることを見つけて生活しています。言い換えれば、できないこと、やらなくていいことからは逃げます。
病気は辛いですし、周りの人にも迷惑をかけていることは重々承知です。
家族に対して強く当たってしまうことだけでなく、薬代を援助してくれている父母が一生懸命に毎日働いてくれていることもわかります。私が病気じゃなかったら、薬代を払うことも病院へ連れて行くこともしなくていいのに…と思うと涙が出ます。
だからこそ1日でも早く治したい。これは、きっとすべての精神疾患者の人の願いだと思います。
薬療法が一般的ですし、正直目に見えて簡単にできることってそれくらいしかないですよね…。
でも、薬を飲んでるだけでは良くはならないことを、精神疾患歴約8年の私は悟り始めました。遅いですね…。でも気付けただけよかった!
薬療法の他にも、私たち精神疾患者ができることは、「自分の精神疾患について知ること」だと思います。
自分の精神疾患の名前を検索して、サイトや動画を見まくるべきだと思うんです。
よく、精神科の先生が「症状や発作が出た時に何が原因でどのような状態になったかメモしておくといいよ」と言われていましたが、本当にそうだと思います。
精神疾患は目に見えない病気です。だからこそ、「客観的に見る目」が必要だと思います。
発作が出てる時に客観的に見ろなんて正直無理な話ですが、落ち着いてからでもいいし、周りの人に聞いてみるでもいいから、自分がどんな状態になってしまうのかを知るべきなんです。
それに加えて、同じ精神疾患を持った他の人がどんなことで苦しんでいるのかを知れば、自分一人ではないから頑張ろう!とも思えます!
言い方悪いですが、「人のふり見て我がふり直せ」ということもできますからね。
私は早く病気を治して、日々幸せに過ごしたいです。生きやすくなりたいです。だからこそ、この精神疾患と向き合って向き合って向き合い続けます!
あ、注意なんですが、動画を観るとき、コメント欄を見ると地雷だったりします(笑)。
やっぱり精神疾患って分かってもらいにくい病気なので、アンチの方は多いです。アンチの方が言うことが正しい時もたくさんあります。それでも私たちにも味方はいますから、めげずに向き合って生きましょう!
精神疾患があることを会社側に伝えて就職活動するべき?(NHKEテレ放送のバリバラより)
「バリバラ」というNHKEテレで放送されている障害のある人をクローズアップした番組があることを知っていますか?
私はこの番組が好きでよく観るんですが、今日のテーマの一つに取り上げられていたことについて書きたいと思います。
テーマとして、「精神疾患がある人は入社する前に精神疾患があることを会社側へ伝えないといけないのか」みたいな感じな質問だったんですが、私的にもものすごく気になっていました。
私はもうすぐ就職活動をしなければならない年齢なので、その時にこの精神疾患をどう扱おうかと悩んでいました。
バリバラでは、「精神疾患を会社側へ伝える必要がある」との結論が出されていました。
理由は、何ができて、何ができないのかを会社側が理解してくれて、配慮してくれる法律があるからだそうです。それを有効にするために伝えないといけないそうです。
確かにそうだなぁとは思うのですが、とっても言い出しにくいですよね。面接の時に、精神疾患があってできないことがありますと伝えてしまったら、落とされてしまうかもしれないという恐怖があります。
それでも法律を信じて伝えるべきなんでしょうか。今の私には、どっちを選んで就活するか決めることはできません。それくらい難しい問題であると思います。
精神疾患を抱えながら働いている方はどうしているのか話が聞きたいです。
伝えれば、上手くいけば配慮してもらえて、気持ちよく働くことができますが、逆に辞めろと言われたり、差別をされることがあるかもしれません。
精神疾患をどう扱って就職活動していこうか悩んでいます…。どうしたら生きやすくなるのかなぁ。
会食恐怖症の私が立食パーティーに参加した話。
こんばんは。無事に成人式を終えて安心しているらん乃です。
成人式のあとに中学の同窓会がありました。同窓会はホテルみたいな所を貸し切って、立食パーティー方式で行われました。
フォーマルな格好が必須だったので、普段持ち歩けるペットボトルの水も持てず、行ったことない場所だったから緊張もしているし、不安だらけで会場へ向かいました。
実際始まってみて、ご飯がズラリと並んでいるのですが、3時間の同窓会中に私が口にできたのはカットフルーツのメロンだけでした。
やっぱり会食となると会食恐怖症が発動してしまい、思うように食事ができませんでした。
でも立食パーティーの良いところは、一口も食べなくてもバレないところですよね。普通の定食だと残すのは申し訳ない気がするけど、立食パーティーは誰かが絶対食べてくれるから気が楽です。元は取れないけど…。
早く会食恐怖症が治って、美味しいご飯を食べに行きたいなぁと切実に思った同窓会でした。